社印の作成を安く済ませる手順。実印・銀行印との3本セット

社印を単体で買っても、会社設立と口座開設で実印と銀行印が別に要ります。3本まとめて揃えるほうが結果的に安く、納期も短く済みます。

この記事の結論

  • 会社実務では代表者印・銀行印・角印の3本が要る。単品購入より3本セットが早くて安い。
  • 柘の3本セットは6,980円(税込〜)。ケースと電子印鑑も同梱される。
  • 代表者印のサイズは辺1cm超3cm以内(商業登記規則第9条第3項)。素材は予算と用途で選ぶ。
  • 営業日13時までの注文で即日発送・翌日到着(一部地域を除く)。

社印だけ買っても、会社では実印と銀行印が必ず要る

「社印」は狭義には角印を指す言葉ですが、会社設立の場面では代表者印・銀行印・角印の3本をまとめて「社印」と呼ぶことも多くあります。設立登記で法務局へ届け出るのは代表者印(会社実印)で、書面申請の際は申請書に登記所へ提出している印鑑を押印します(法務省)。

口座開設では銀行印を金融機関に届け出ます。銀行印の様式に会社法・商業登記法の規定は無く、各金融機関の取扱基準に従います。実務ではゴム印やイモ判は劣化・変形で印鑑照合ができず、届出印として受け付けない金融機関が一般的です(全国銀行協会)。

角印は請求書・見積書に押す会社名の印です。押印そのものは法律上の要件ではありませんが、民事訴訟法228条4項の「二段の推定」(本人の印章による押印は本人の意思による押印と推定され、その結果、文書全体が真正に成立したと推定される二段の推論)により、証拠力を持つ場面があります(押印Q&A/内閣府・法務省・経産省)。

用途がそれぞれ違うため、社印1本では実印と銀行印を賄えません。1本ずつ別々に注文すると、素材や書体の統一が取れず、納期もばらついてかえって手間が増えます。

会社の印鑑を安く揃えるなら開業3本セットが早い

代表者印・銀行印・角印を別々に注文すると、素材の指定違いや納期のズレが起きがちです。開業セットは3本の構成が最初から揃い、ケースと電子印鑑まで同梱します。

柘(あかね)の3本セットは6,980円(税込〜)から。登記の受理はサイズと形状の要件を満たすかで決まり、素材の価格帯で可否が変わるものではありません(商業登記規則第9条第3項)。この価格でも代表者印は規定を満たすため、登記・口座開設・日々の取引にそのまま使えます。

単品買いの落とし穴:実印・銀行印・角印を別店舗で買うと、書体や仕上がりの統一感が損なわれることがあります。

柘・黒水牛・オランダ水牛で変わる3本セットの価格

開業3本セットの素材は3種類。柘は最も手頃で、黒水牛とオランダ水牛が上位価格帯です。

素材 3本セット価格(税込〜) 商品ページ
柘(あかね) 6,980円 se01-a
黒水牛 10,480円 se01-b
オランダ水牛 15,980円 se01-w

いずれも代表者印+銀行印+角印+ケース+電子印鑑の同梱構成です。初期費用を抑えたい場合は柘、上位素材を選びたい場合は黒水牛かオランダ水牛が候補になります。登記の可否は素材で変わらないため、まず柘で揃え、あとから上位素材へ切り替える構成も可能です。

最短コストで会社印を3本そろえる

柘の3本セットは6,980円(税込〜)。登記のサイズ規定を満たす代表者印を含み、ケースと電子印鑑を同梱、営業日13時までの注文で即日発送します。

3本セット(柘)6,980円を見る

代表者印のサイズは1cm超3cm以内。素材は予算と用途で選ぶ

代表者印(会社実印)のサイズは法令で決まっています。「印鑑の大きさは、辺の長さが1cmを超え、3cm以内の正方形の中に収まるものでなければなりません」(商業登記規則第9条第3項/法務省PDF)。

この範囲を外れた印鑑は届出が受理されません。市販の会社印は規定に収まる形状で彫刻されるため、通常はサイズを気にせず選べます。

素材選びの軸は予算と用途です。初期費用を抑えたい場合は柘、押印頻度の高い代表者印を長く使いたい場合は黒水牛やオランダ水牛が向きます。どれを選んでも登記の受理には影響しません。

注文から印鑑届書の提出までを最短で通す手順

書面で設立登記をする場合、印鑑届書に代表者印を押して法務局へ提出します。様式は法務局サイトからPDFで無料入手でき、株式会社は様式8-1です。

  1. 開業3本セットを注文する(/黒水牛/オランダ水牛)。営業日13時までの注文で即日発送、翌日お届け(一部地域を除く)。
  2. 法務局サイトから印鑑届書(様式8-1)をダウンロードして記入。
  3. 作成後3か月以内の代表者個人の印鑑証明書を添付。登記申請書に添付した印鑑証明書を援用する場合(登記の申請と同時に印鑑を届け出た場合に限る)は届書のチェック欄にレ印を入れる。
  4. 設立登記申請書と一緒に法務局へ提出。書面申請では申請書にも登記所提出印を押印する。

オンライン申請では登記所への印鑑の提出が任意になります。書面で申請する場合は従来どおり印鑑の提出が必要です(法務省)。届出を省いても代表者印は日々の契約書や銀行取引で結局必要になり、角印との使い分けも生じるため、開業時に3本を揃えておく実務は変わりません。

設立日が土日でも、申請は直前の開庁日に済ませる

令和8年2月2日(月)施行の商業登記規則等の一部を改正する省令(令和8年法務省令第2号)により、会社の設立登記日として申請者が行政機関の休日(土日・祝日・12/29〜1/3)を指定できるようになりました(法務省)。

運用面には条件があります。指定登記日の直前の開庁日までに申請が到達し、オンラインや郵送でも直前の開庁日の日付で受付される必要があります。

土日設立でも印鑑は開庁日到着で間に合わせる:指定日直前の開庁日までに申請が受付されないと休日設立は成立しません。営業日13時までに注文すれば翌日届くため、金曜受付・土日設立の逆算が可能です。

設立日を土日に置きたい場合も、印鑑と書類は直前の開庁日までに揃えます。即日発送・翌日到着の3本セットなら、この逆算スケジュールに乗せやすくなります。

設立日から逆算して3本を確保する

柘の3本セットは6,980円(税込〜)、代表者印+銀行印+角印+ケース+電子印鑑同梱。営業日13時までの注文で即日発送、翌日お届け(一部地域を除く)。

柘の3本セットを見る

よくある質問

Q. 社印(角印)だけあれば会社は回りますか?
A. 回りません。設立登記の書面申請では代表者印の届出が必要で、口座開設では銀行印を各金融機関に届け出ます。角印は請求書等で使う会社名の印で、法律上の押印要件はありません。
Q. 代表者印のサイズを外すとどうなりますか?
A. 商業登記規則第9条第3項で辺1cm超3cm以内と定められており、外れると届出が受理されません。市販の会社印は通常この範囲に収めて彫刻されます。
Q. 印鑑届書はどこで入手しますか?
A. 法務局サイトの「商業・法人登記の申請書様式」ページからPDFで無料入手できます。株式会社は様式8-1です。作成後3か月以内の代表者個人の印鑑証明書を添付します。
Q. 電子印鑑は登記や口座開設で使えますか?
A. 使えません。電子印鑑はPDFの見積書・請求書などに画像として押す用途で、法務局や金融機関の届出は物理の印鑑が必要です。3本セットに同梱される電子印鑑は、日々の書類作成で使います。
Q. 3本セットの納期はどれくらいですか?
A. 営業日13時までの注文で即日発送、翌日お届けです(一部地域を除く)。設立日を土日に指定する場合、直前の開庁日(金曜)までに申請が受付される必要があるため、遅くとも木曜13時までの注文で金曜到着・金曜受付・土日設立の逆算が現実的です。

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