契約書に使う法人印鑑はどれ?実印・角印・銀行印の正しい使い分けと注意点

この記事でわかること

  • 法人印鑑の種類ごとの役割と特徴
  • 契約書に押すべき印鑑はどれか
  • 実印・角印・認印の法的効力と違い
  • トラブルを防ぐための正しい押印ルール
  • すぐに使えるコスパ重視の法人印鑑セットの選び方

1. 法人印鑑の基本|契約書に使われる印鑑の種類とは?

法人が契約書を交わす際、使用する印鑑には明確な役割と使い分けがあります。以下の表に、主な法人印鑑の種類とそれぞれの用途をまとめました。

印鑑の種類主な用途登録の有無契約書での使用可否
代表者印(実印)重要な契約書、登記関係書類など法務局に登録◎(推奨)
銀行印金融機関との取引口座銀行に届出△(通常は使用しない)
角印見積書・請求書・社内書類など任意(登録なし)△(軽微な契約のみ)
認印(シャチハタ含む)回覧書類など任意✕(非推奨)

契約の重要度に応じて適切な印鑑を使用することで、信頼性と法的な安全性を高めることができます。


2. 契約書に使う印鑑は?信頼される印鑑の選び方

実印が必要なケース

以下のような契約では、法務局に登録された「代表者印(実印)」の使用が強く推奨されます。

  • 不動産の売買契約
  • 金銭貸借契約
  • 株主間契約
  • 業務提携契約

契約の真正性を証明する際に、実印+印鑑証明書の組み合わせは非常に強い証明力を持ちます。

角印でも済むケース

日常的な業務委託契約や、軽微な取引契約では、角印の使用も一般的です。ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 相手側が実印の押印を求めてくる場合がある
  • トラブル時に印影の真正性が問われることがある

重要な契約では、角印単独ではなく、実印と併用するのが無難です。

認印のリスク

認印やシャチハタは、にじみや摩耗により印影が不鮮明になりやすく、証明力が極端に低下します。契約書での使用は避けましょう。


3. 法的効力の違い|印鑑の「証明力」と「二段の推定」とは

契約書は、署名または押印のどちらかがあれば法的に有効とされます。しかし、実印+印鑑証明書を添えることで、次のような「二段の推定」が働き、証明力が格段に高まります。

  • ① 契約書に押された印影が代表者の実印であると推定される
  • ② その印鑑が押された契約書は、代表者の意思で締結されたと推定される

これは裁判などトラブル時に非常に重要なポイントとなります。


4. 正しい押印マナーと注意点

法人契約書では、以下のような押印ルールが守られているかもチェックされます。

項目内容
押印位置契約書の署名欄または会社名の右側(割印や契印も必要な場合あり)
印影の状態にじみ、かすれ、ズレがあると無効の可能性あり
割印契約書が複数枚ある場合は、ページをまたいで押印する
契印修正があった場合の修正箇所に押印することで、改ざん防止
捨印将来的な微修正を許容する場合に押す補助的な印

また、シャチハタはインクがにじむため、法律文書には不適とされています。必ずゴム印または彫刻印を使用しましょう。


5. 法人印鑑の管理とセキュリティ対策

契約書に使用する印鑑は、「重要な社外資産」ともいえるものです。以下のような管理体制を整えておくことが重要です。

  • 鍵付きの金庫で保管
  • 使用履歴の記録(使用日・用途・担当者)
  • 実印と銀行印は絶対に兼用しない
  • 紛失時は即時に印鑑登録の廃止・再登録手続きを行う

特に銀行印は、資金の出入りに直結するため、外部からの悪用リスクも高いです。しっかりと分けて管理しましょう。


6. コスパ重視で選ぶ!すぐに使える法人印鑑セットのススメ

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コストを抑えつつ、すぐに契約書作成業務に着手したい企業様には最適です。

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よくある質問(FAQ)

質問回答
実印じゃないと契約書は無効になりますか?無効にはなりませんが、証明力が弱くなるため注意が必要です。
実印と銀行印を兼用しても大丈夫?推奨されません。悪用リスクと法務・財務の混同防止のため、分けるべきです。
シャチハタでも契約書に押せますか?基本的にNGです。印影の鮮明さ・耐久性に欠け、正式書類には不適です。

まとめ

  • 契約書で最も信頼されるのは「法人実印(代表者印)」です。
  • 軽微な書類には角印を使うこともありますが、実印との併用が安心。
  • 押印マナーや印影の鮮明さも契約の有効性に大きく影響します。
  • 印鑑管理を徹底し、使い分けを明確にすることで、トラブル防止につながります。
  • 初めての法人印鑑購入には、コスパ・スピードに優れた「法人印鑑3点セット」が最適です。

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