法人口座の開設

登記が完了したら、次のステップは法人口座の開設です。
会社名義の口座を持つことで、売上・経費・税金などの資金を明確に管理でき、
取引や経理処理を円滑に進めるために欠かせない手続きです。

法人口座を開設する目的

  • 個人と法人の資金を分け、会計処理を正確に行うため
  • 売上の入金先・経費の支払い口座として活用するため
  • 助成金・補助金・融資の振込先として登録するため

銀行口座は、事業を運営するうえで欠かせない基盤です。
取引や経理処理を円滑に進めるために、登記完了後は早めに開設しましょう。

個人口座で事業を行う主なデメリット

  • 生活費と事業資金が混在し、どの支出が経費か分からなくなる
  • 支払いや引き落としのタイミングが重なり、資金繰りが不安定になる
  • 銀行や税務署から「不明確」と見なされる
  • 助成金・補助金・融資の申請時に、法人口座の提出を求められる
  • 会計ソフトとの連携ができず、経理作業が煩雑になる

開設に必要な書類

必要書類
登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
印鑑証明書
定款(コピー可)
代表者の本人確認書類(運転免許証など)
事業内容がわかる資料(HP、請求書、契約書など)

ワンポイント
銀行によっては、実際に事業を行っている証拠資料(Webサイト・請求書など)を求められることがあります。
オンライン申込でも「会社の実態」が確認できると審査がスムーズです。

目的別のおすすめ銀行

目的銀行タイプ特徴審査期間目安
融資・補助金を重視信用金庫・地方銀行地域密着で担当者がつきやすく、創業融資の相談がしやすい約1〜2週間
信用・ブランドを重視都市銀行(三菱UFJ・みずほ・三井住友など)信用度が高いが、設立直後は審査が厳しい約2〜3週間
スピード・コストを重視ネット銀行(GMOあおぞら・楽天・住信SBIなど)手数料が安く、オンラインで完結。開設までが早い約3〜7日

💬 判断の目安

  • 融資前提なら:地銀・信金(創業支援や公庫融資に強い)
  • 信用重視なら:都市銀行(ブランド力は高いが開設難易度も高い)
  • スピード・コスト重視なら:ネット銀行

スケジュール目安

工程期間
登記完了・書類準備1〜2日
申込(店舗またはオンライン)1〜3日
審査・口座開設約3〜14日
合計目安期間約1〜3週間

開設時の注意点

  • 登記住所がバーチャルオフィスの場合、銀行によっては審査に時間がかかります。
    ※銀行によっては、バーチャルオフィスだと開設ができない場合もあります。
  • 口座名義は登記簿の表記と完全一致させる必要があります。
  • 事業内容が不明確な場合、書類の追加提出を求められることもあります。

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  • 会計ソフト(freee・マネーフォワードなど)と自動連携可能
  • オンライン完結で全国どこからでも申込可能

初期費用を抑えながら、事業開始に必要な資金管理をすぐに整えたい方におすすめです。