個人事業主のハンコは3本で足りる。開業前に済ませる作成手順

個人事業主が用意するハンコは実印・銀行印・角印の3本です。開業届は令和3年4月1日以降押印不要になりましたが、屋号名義の口座開設や取引先への請求書押印では、現物のハンコが今も要ります。

この記事の結論

  • 用意するのは実印・銀行印・角印の3本。実印は個人名、銀行印と角印は屋号入りで作ります。
  • 開業届は令和3年4月1日以降押印不要。ただし口座開設・契約・請求書には現物のハンコが要る。
  • 柘の3本セットは6,980円。実印・銀行印・角印にケースと電子印鑑まで一式が付属。
  • 営業日13時までの注文で即日発送・翌日到着。開業日から逆算しても間に合う。

開業届は押印不要になったが、取引では今もハンコが要る

令和3年4月1日以後、税務署へ提出する税務関係書類は原則押印不要になり、開業届の押印も求められなくなりました(担保提供書類等の一部を除く)。提出期限も、令和8年1月1日以後に開業した分はその年分の確定申告期限までに出せば足ります。

ただし、屋号名義の口座開設や事務所の賃貸借契約、取引先への請求書押印では、書類上の押印が今も実務の前提です。三文判で通そうとすると、口座開設の段階で銀行印を作り直すことになります。

実印・銀行印・角印。個人事業主が用意する3本の役割

用途を分けておかないと、1本を紛失したときに口座も契約書も同時に止まります。役割は次のとおりです。

  • 実印(個人名で作る): 市区町村で印鑑登録した印鑑。印鑑証明書の添付が必要な契約で使います。屋号は入れません。
  • 銀行印(屋号入りで作る): 事業用の口座開設と資金移動に使う印鑑。生活口座の印鑑と分けておくと、紛失時に止まる範囲を切り分けられます。
  • 角印(屋号入りで作る): 屋号を彫った四角い印。請求書・見積書・領収書・納品書に会社の認印として押します。書面の体裁として取引先が求めてくる場面が多くあります。

当店の開業応援セットは、実印・銀行印・角印の3本に印鑑ケースと電子印鑑を加えた構成です。

素材は柘・黒水牛・オランダ水牛から選ぶ

当店の3本セットは柘(あかね)・黒水牛・オランダ水牛の3素材から選べます。素材別の価格は次のとおりです。

素材 3本セット価格 セットの内訳
柘(あかね) 6,980円 実印・銀行印・角印+印鑑ケース+電子印鑑
黒水牛 10,480円 実印・銀行印・角印+印鑑ケース+電子印鑑
オランダ水牛 15,980円 実印・銀行印・角印+印鑑ケース+電子印鑑

付属内容はどの素材でも同じです。開業時のコストを抑えるなら柘の6,980円で必要な機能をすべて満たせます。

素材を決めたら、3本を1回の注文で揃える

柘の3本セットは6,980円。ケースと電子印鑑まで一式付き、営業日13時までの注文で即日発送・翌日到着です。

柘の3本セット6,980円を見る

実印は市区町村で印鑑登録して初めて効力を持つ

実印は、彫っただけでは実印になりません。住民登録のある市区町村の窓口で印鑑登録を済ませ、印鑑登録証(カード)の交付を受けてはじめて印鑑証明書を取得できます。証明書は登録証がないと発行できません。

寸法規定があり、多くの自治体は「一辺8ミリメートルの正方形に収まらず、25ミリメートルの正方形に収まるサイズ」を求めます。

登録できないハンコの例: ゴム印や指輪のように変形しやすいもの、外枠のないもの、文字の線が切断しているもの。中野区など多くの自治体の印鑑登録要領がこれらを登録不可と定めています。実印は最初から実印用として作ります。

本人が顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)を持参すれば、多くの自治体は即日で登録証まで交付します。開業日の直前に動くと実印登録が間に合いません。

開業日から逆算する、通販での作成手順

口座開設や事務所契約は開業日前後に集中します。ハンコが手元にある状態で開業日を迎えるため、以下の順で動きます。

  1. 開業日と屋号を確定させる(実印は個人名なので屋号確定を待たなくても作れます)。
  2. 実印・銀行印・角印の3本を1回で注文する。当店では営業日13時までの注文で即日発送、翌日到着です。
  3. 到着した実印を持って市区町村の窓口で印鑑登録(顔写真付き本人確認書類を持参)。多くの自治体は即日で登録証を交付します。
  4. 印鑑登録証と印鑑証明書を取得したら、屋号名義の銀行口座開設と事務所契約に進みます(必要書類は金融機関で事前確認)。
  5. その年分の確定申告期限までに税務署へ開業届を提出します。

よくある質問

Q. 開業届に印鑑は要りますか。
A. 令和3年4月1日以後、税務署に提出する税務関係書類の押印は原則不要になり、開業届にも押印は求められません(担保提供書類等の一部を除く)。ただし事業を進めるうえで、実印・銀行印・角印は別途必要になります。
Q. 三文判で足りますか。
A. 実印としては使えません。多くの自治体は、ゴム印や指輪のように変形しやすいもの、外枠のないもの、文字の線が切断しているものを登録対象外にしています。屋号名義の銀行口座開設でも銀行印は別途要るので、開業を機に3本を作る前提で組んでください。
Q. 電子印鑑だけで済ませられませんか。
A. PDFで完結する書面には電子印鑑を使えますが、実印と銀行印は現物が要ります。当店のセットは物理印3本に電子印鑑が付属します。
Q. 個人の実印で兼用してよいですか。
A. 個人として印鑑登録した実印を事業上の実印としても使えます。ただし1本にまとめると紛失時に生活と事業の両方が止まるため、屋号入りの銀行印・角印は分けて用意する形が多いです。

開業前に、3本を揃えて開業日を迎える

実印・銀行印・角印の3本は、柘の3本セット6,980円で一式揃います。営業日13時までの注文で翌日到着なので、印鑑登録と口座開設の段取りを崩しません。

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